『僕のジョバンニ』第1話|漫画あらすじネタバレ

僕のジョバンニ|第1話:声

孤独を抱えた一人の少年
僕のジョバンニ
作者:穂積
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第1話:声

 

それはどこにでもある朝の風景。

 

家族と朝食を食べていた鉄雄は、ボーっしながら天気予報のお姉さんに見とれていた。

 

箸をくわえた様子を兄の哲郎に注意されるが、彼も年頃の男子。

 

そんなに可愛いかと聞かれると、恥ずかしさから思わず否定の言葉が出てしまう。

 

浪人中の哲郎に向かってクソニートと悪態をつくと、朝から激しい兄弟喧嘩が始まることに。

 

母はいつもの風景にあきらめ顔で止めに入るつもりはないらしい。

 

ひとしきり騒いだ後、学校へと向かう鉄雄。

 

玄関先に立った彼に向かって母は思い出したように、この前のお祝い今夜しようねと声をかけた。

 

だが当の本人は浮かない顔。

 

カッコ悪いからいいと言ってそっぽを向いたまま、急いで駆け出していった。

 

素直でない息子の態度に反抗期かと戸惑う母。

 

まさに今、彼は家族に言えない苦悩を抱えていて…

 

途中でクラスメイトと会った鉄雄はよかったな、と声をかけられる。

 

その理由は東京の大会で優勝したからだ。

 

小さな町では珍しい話題だったため、教室に着くなり大勢が周りに集まってきた。

 

照れながらも嬉しさを隠しきれない様子の鉄雄。

 

神童などと呼ばれ満更でもない様子だ。

 

今度お前らにも教えてやろうか?

 

そう言いかけたところで一人のクラスメイトが勢いよく教室に入ってきた。

 

彼が興奮気味に新発売のゲームが売っていたと叫ぶなり、あっという間にクラスはゲームの話題で持ちきりに。

 

ひとり取り残された鉄雄。

 

先ほどまでとは打って変わり、彼の表情はひどく沈み込んでいた…

 

下校時間になり、一人で帰ろうとしている鉄雄に友人がバスケをやらないかと誘ってきた。

 

だが、彼はきっぱりと断ってしまう。

 

その理由は突き指ができないからだ。

 

サッカーならいつでも相手してやる、そう言って半ばキレながら友人の前から走り去った。

 

家に帰ると浮かない顔でいつもの離れへと向かう鉄雄。

 

そこには一挺のチェロが置いてあった…

 

>>『僕のジョバンニ』第1話読んだ感想

 

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